2014年6月30日月曜日

『“与える”ことを始めれば、そのうち“受け取る”ことができるようになります』

のどの乾いた旅人が、砂漠の中で水をくみ上げるポンプを見つけた話を歌った古い民謡があります。
そのポンプには、「この近くに呼び水をするための水の入ったビンが埋めてある」
と書かれたメモが貼ってありました。
またそのメモには、「得る前に、まず与えなくてはいけない」とも書かれていました。
ビンの中の水を飲んでしまうか、それを呼び水として利用し、冷たくてきれいな水をたくさん得る可能性に賭けるか、どちらにするかは、旅人にかかっていました。
“プラスアルファの前進をする”のも、それと同じことです。
自分が受け取る前に、まず与えなければならないのです。
「まず十分に報酬を受け取ってから、お返しに何をするか決めよう」などと考えてはいけません。
惜しみなく、与えること、報酬はいつかきっと返ってくると信じることです。
ある牧師は、「信頼しすぎて裏切られることがあるかもしれない。だが、十分に信頼できなければ、苦悩の中に生きることになる」と言っています。

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